激闘から1日経って、改めてその激闘を振り返ってみる。
一言で言うと、本当にいい試合だった。
49ersは自慢のディフェンスチーム、スペシャルチームが存分に力を発揮し、アレックス・スミスも決して目立つスタッツではないながら要所でビッグプレーを生み出す好クォーターバッキング。
セインツはランを完全に止められながら、シーズン新記録を達成したQBドリュー・ブリーズの強力パスオフェンスは健在。強力49ersディフェンスを苦しませる試合を見せた。
あれだけ興奮したのは両チーム、全選手が自分のすべての力を出し切って、それがうまく噛み合った結果だと思う。
とにかく、ものすごくいい試合だった。
みんな見た方がいいね♪(どうやって?(笑)
試合時間残り5分切った段階では23‐17だったんだぜ?
なんで36‐32になったんだろうね(笑
以下、その激闘だったディヴィジョナル・プレーオフのレビュー。
序盤は49ersの堅く激しいディフェンス陣によるビッグプレーの連続。
ターンオーバーからのオフェンスで49ersが17点を先制。
セインツは序盤に17点を失い、49ersディフェンスのハードヒットによりピエール・トーマスが負傷。スプロールズ、アイボリーのランを綺麗に止められ、厳しい展開に。
一方の49ersはパトリック・ウィリス、ジャスティン・スミス、アルドン・スミス、ナヴァロ・ボウマン、アーマド・ブルックスら強力ディフェンス陣が激しくプレッシャーをかけ、ランをストップし、絶好の出だし。
しかし2Q、ランが出ないとわかったドリュー・ブリーズがランを捨て、完全なパスオフェンスに切り替え2つのタッチダウン。
49ersのオフェンスは攻めあぐねる状態になり、試合はセインツペースに。
14‐17で迎えた2Q残り4分からの49ersのオフェンスシリーズ。
ケンドール・ハンターのスイープやフランク・ゴアのオフタックルプレーによって前進、バーノン・デイヴィスへのアウトサイドのパスで敵陣に進入。最悪フィールドゴールで3点は欲しかった敵陣41ヤードからの1stダウン。
ややショートしたパスをマイケル・クラブトゥリーがドロップ。
さらに続く2ndダウンでもマイケル・クラブトゥリーがドロップ。
3rdダウンではブリッツによりQBサックを浴びパントに追い込まれ追加点を奪えない。
その後のシリーズではセインツの拙攻で、なんとかリードを守ったまま前半を折り返す。
49ersはいつもよりアレックス・スミスのパス中心のゲームメイクを選択し、セインツオフェンスに対抗。
それが決して吉とは出なかった前半はターンオーバーから奪った17点のみに抑えられる形。しかも17点を取った後はすべての攻撃をパントに押さえ込まれ、非常にもどかしい展開で前半を終える。
そして後半。
最初の49ersのオフェンスは前半途中からの不調を引きずり、パントに追い込まれる。
しかし、アンディ・リーのパントはよく伸び、そしてリターン途中にまさかのファンブル。それを49ersがリカバーし、ターンオーバー。
それをフィールドゴールに繋げ、差を6点に広げる。
その後両チーム、ディフェンスに好プレーが見られ、膠着状態が続いて迎えた第4Q。
セインツはフックなどの短いパスで前進、敵陣30ydまで侵入しフィールドゴールで膠着状態を脱出。
一方49ersはフランク・ゴアの45ydのロングランで一気にフィールドゴールレンジに侵入。しかし、結局タッチダウンは取り切れずデビッド・エイカーズのフィールドゴールで3点を追加。再びリードを6点に広げる。
膠着状態から、両チーム得点を上げるもののタッチダウンを取り切れない。
やはり膠着が続いた第4Q残り7分。ついに試合が動く。
ドリュー・ブリーズのテンポのいい短めのパスオフェンスで前進し敵陣へ。
残り4分11秒敵陣44ydからの2nd&10。
ブリーズはRBダレン・スプロールズへの短いパスを選択。スプロールズはパスキャッチ後、一気にスピードアップ。
ワイドレシーバーに下げられていたディフェンス陣はスピードに乗ったスプロールズを止められない。
一気に逆転のタッチダウン。
試合時間残り4分でついにセインツが試合をひっくり返す。
残り4分からの、どうしても得点を取らなければならないオフェンスシリーズ。
アレックス・スミスは思い切ってサイドライン際を上がるバーノン・デイヴィスへ37ydのパスをヒット。一気に敵陣へ。
そして残り2分18秒。セインツのタイムアウトで時計を止められた22ydからの3rd&2。
まさかの12menで5ydの罰退。
49ersは2つ目のタイムアウトを使って仕切り直す。
そして勝負の3rd&7。
ノーバックのショットガンのフォーメーションから、スナップを受けたQBアレックス・スミスは左サイドへラン!
素晴らしいブロックで走るアレックス・スミスは一気にエンドゾーンへ駆け込み逆転のタッチダウンラン!
2ポイントコンバージョンは失敗し、ワンポゼッションで逆転できる5点差29‐24でセインツに2分11秒を与えてしまう。
そのキックオフ。
素晴らしい49ersのスペシャルチームのカバーで12ydという自陣深い地点からのセインツのオフェンスシリーズになる。
2本パスを通し迎えた自陣34ydからの1st&10。
ブリーズの投げたパスは長身のグレアムにヒット。
セーフティーのミスタックルから、一気にエンドゾーンへ走り込みタッチダウン。
一瞬で試合をひっくり返し29‐32と3点のリードを奪い返す。
アレックス・スミスに残された時間は1分37秒。
得点差は3点。
最悪フィールドゴールでオーバータイム、あわよくばタッチダウンを奪って逆転したいアレックス・スミス。
キックオフリターンはセインツカバーチームに捕まり15ydのリターンに留まる。
自陣15ydからの49ersオフェンス。
まずはフランク・ゴアへのパスで7ydのゲイン。
再びフランク・ゴアへのパスで11ydのゲイン。
パス失敗の後の2nd&10。
今日絶好調デイヴィスへ投げられたパスはデイヴィスの胸元へ。
デイヴィスはディフェンスを置き去りにし、敵陣20ydまで47ydのパスキャッチ!
残り31秒から7ydのパス、そしてスパイクで3rd&3残り14秒のシチュエーション。
サイドラインではフィールドゴールの準備をするエイカーズ。
正座して食い入るようにテレビを見つめる俺(笑)
そしてスナップを受けたアレックス・スミスの投げたパスは・・・
この試合、パスキャッチ7回180ydのバーノン・デイヴィスは、セインツSハーパーが守るエンドゾーンでパスキャッチし、しっかりボールをコントロール!
嬉しさのあまり号泣するバーノン・デイヴィス、吠えるアレックス・スミス、一緒になって喜ぶ49ersの選手達。
残された9秒ではさすがのブリーズも為す術なくゲームセット。
まさに熱戦。
シーズンを代表する熱戦。
スティーラーズ‐カーディナルスのカードだった43回スーパーボウルに匹敵する熱戦・・・
凄かった・・・
日曜のディヴィジョナル・プレーオフでパッカーズがジャイアンツにまさかの敗戦。
49ersはNFCチャンピオンシップをキャンドルスティックパークで出来るアドバンテージ!
来週も、Go! 49ers!!